こんにちは。 頭痛治療家 平井です。
当院の患者さんは、8割が女性です。
ほとんどの方が、長年の片頭痛で悩まれています。
そして、生理の時に頭痛をヒドく感じる方がとても多いです。
どうしてでしょうか?
今日は、生理頭痛について説明していきましょう。
一般的に、生理の時に感じる頭痛を【月経関連片頭痛】と呼ばれています。
生理の約2日前から、始まってから3日目までに偏頭痛が起こりやすいと言われています。
この時の頭痛は、当院の患者さんの多くが、日常起こる片頭痛よりもはるかに痛みが強いし、薬が効かないと言われています。
痛みから少しでも解放されたいと、いつも以上に頭痛薬を飲んでしまい、薬物乱用頭痛を引き起してしまう方もいらっしゃいます。
それだけ、大きな悩みになってしまう重症な頭痛なのです。
日常的に出る頭痛より、ヒドくなってしまうこの【月経関連片頭痛】は、女性ホルモンに大きく関係しています。
女性ホルモンの一つに、エストロゲンというホルモンがあります。
エストロゲンの分泌量は、月経周期で大きく変動します。排卵日と月経開始期に急激に低下します。
エストロゲンの分泌量が低下すると、激しい頭痛が起こってしまうのです。
ちなみに、エストロゲンの変動が少ない妊娠中は、ヒドイ偏頭痛持ちの方でも、偏頭痛が軽減する方が多くいます。
よって、エストロゲンの分泌量が低下する、月経2日前から3日目ぐらいが片頭痛の発症がとても多くなるのです。
同じ理由から、排卵日あとに頭痛を訴える方が多くなるのも納得できますね。
女性の方で、月に2回頭痛が決まって来る方は、【月経関連片頭痛】の可能性が高くなります。
また、【月経前症候群(PMS)】と言って、月経の3~10日前になると、イライラや涙もろくなったりネガティブになったり、肌荒れ、不眠など、体の不調が出やすくなります。
この時、自律神経が大きく乱れ片頭痛を引き起すことがとても多いです。
こういった理由もあり、男性より女性の方が頭痛持ちが多くなってしまうのです。
月経は、赤ちゃんを産むために大切な働きです。
自分だけだと思い無理をせず、あまりにひどい時は婦人科の診察を必ず受けるようにしましょう。
自宅でのケアとしては、
●睡眠・運動・食生活を規則正しく改善しましょう。
●体を温めて血行をよくしましょう。
●鉄分やマグネシウムを摂り、貧血予防をしましょう。
【月経関連片頭痛】の方については、当院の患者さんでも改善にはある程度の期間が必要になります。
しかし、上記のケアを日ごろすることで、改善が早くなります。
また、生理後の頭痛を訴える方も多いのですが、生理後の頭痛は、生理中に体調を崩ししてしまうことから起こる緊張型頭痛の方が多いです。
この時の頭痛は、しっかり日頃のケアで十分防げますので、
改めて、規則正しい生活へ見直してみましょう。
毎月、【月経関連片頭痛】についての、ご相談をたくさんいただいております。
一人で悩まず一度、ご相談ください。
頭痛ナシの人生へ あなたも大逆転しましょう!
ぴ~す(*^^)v
偏頭痛専門 神戸本山整体院 ぴ~す
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