こんにちは。 頭痛治療家 平井です。
季節もすっかり春になり、もう桜も散っていますね。
この時期、気をつけなければいけないことは風邪です。
日によってコロコロ気温が変わりやすく、
また朝晩と日中の気温差もかなり大きくなります。
お出かけの際の洋服選びも大変なこの季節、どうしても厚着しすぎたり薄着しすぎたり、失敗したなぁという時が多いと思います。
この時、体ではどういう反応が起きているのでしょうか!?
体は、暑さや寒さを敏感に感じ取ります。
日頃は衣類でコントロールしているはずが、洋服選びに失敗すると、
寒い時・・・筋肉を収縮させ、微動に筋肉を震えさすことで体温を上げます。
暑い時・・・筋肉を弛緩させ、血管を拡張させて血流の流れを穏やかにし体温を下げます。
このように、全身の筋肉が体温調節のため四六時中頑張っています。
一日の中で、体感温度で7度以上の差を感じる時、体への負担が大きく自律神経を乱してしまうと言われています。
自律神経を乱してしまうと、睡眠にも障害が出てしまい、疲れやすかったり、免疫力が下がってしまったり、風邪を引きやすくなってしまいます。
風邪を引いた時、皆さん頭痛を感じませんか?
風邪の時の頭痛を出すタイミングは2種類あります。
①発熱による自己免疫機能
風邪のウイルスが体内に入ってくると、体は熱を出してウイルスを殺そうとします。
ウイルスと戦ってくれる白血球をたくさん運ぶために、血管を拡張させます。
すると拡張した血管により周りの神経を圧迫し、偏頭痛が発生します。
この時の対処法は、痛む箇所のみ冷やしましょう!
(体内の熱を下げるための脇や股は冷やしましょう。)
冷やすことで血管を収縮させるため頭痛は軽減します。しかし、発熱による頭痛は、自己免疫ですので、どこでもあちこちに冷やすというのは控えましょう。
②咳による頭痛
咳やくしゃみ、または大笑いした時に、頭の両側面に痛みを感じたことはありませんか?
痛む時間は大体1分くらいです。
偏頭痛の方によく現れる頭痛ですが、この時の頭痛を良性咳嗽性頭痛(りょうせいがいそうせいずつう)と呼びます。
咳をすると、アセチルコリンという物質が分泌され、その物質によって血管が拡張し偏頭痛を発生させます。
一過性のものなので、痛む箇所を冷やし、気持ちをリラックスさせ、深呼吸しながら横になり安静にしておきましょう。
色々なシチュエーションで頭痛は発生します。
春は、過ごしやすい季節である一方で、
気温差や気圧差で自律神経が乱れやすく、体の負担が大きくなります。
体調も崩しやすく、偏頭痛持ちの方にとっては、頭痛の頻度が多くなるツラい季節でもあります。
今年こそは、偏頭痛を治して人生大逆転したいと思っている方は、
ぜひ一度当院へご相談ください。
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